1.その症状

台詞

1.その症状

①易疲労性(神経疲労・精神疲労)
・何事にも耐久力がない
・いつもあくびばかりしている
・視点が合わない
・反応が鈍い
・座っていられない

男の子(めざめつづけていることができない)
男の子(ナマアクビばかり…。)「ふあ~…」

②イライラ(脱抑制)
・言葉遣いが荒い
・急に怒り出し、物を投げつける
・場所をわきまえず泣き叫ぶ
・大声を出す
・何事も待てない

男の子(なんでもないことに怒り、なかなか忘れません!)「怒ー」
男の子(いつだって、イライラ!)「ウッツッキイ~」

③やる気のなさ(発動性の低下)
・いつもボッーとしている
・何事も自ら始めることが出来ない
・いつもやる気がない
・会話が続かない

男の子(何事も自分から、はじめることはできない。)「ボケ~」
男の子(一点を見つめて、動かない。)「ジィ~………」

④注意・集中力低下
・問いかけても返事をしない
・注意が散漫である
・ひとつの場所にとどまっていられない
・食事中でも動作が中断される
・課題を続けることが出来ない

男の子(注意散漫!)
ドン!(ぶつかる音)
不良「痛ぇ!」

男の子(人の話を最後まで聴いていられない)「あっ!ひこうき」

⑤言語の遅れ(言語障害・失語症)
・指示が入らない
・言葉がなかなか出てこない
・「あー」「うー」などの擬音しか発することが出来ない
・会話が続かない
・文字が読めないが、絵は理解できる
・読み書きができない

男の子(何を言ってるかわからない…)

⑥記憶の問題(記憶障害)
・さっき言われたことを忘れてしまう
・何度も同じことを質問する
・何度も同じ間違いを繰り返す
・生活がつながらない

男の子(さっき言われたことを忘れてしまう)「何か言ってたよネ…」

女性「おひさしぶり」
男の子(人や物の名前が憶えられない)「だれだっけ?」

⑦段取りが悪い(遂行機能障害)
・段取りが悪い
・複数のことを同時に行うことが困難
・何事にもこだわり前に進まない
・パニックになりやすく修正がきかない

男の子(2つのことが同時に出来ない。)「アレもコレも…やって!(パニック!)」

時計「勉強だポ~。」
男の子(行動の切り替えが効かない。)

男の子(1つのことにこだわる。)「エェ~ハンバーグじゃない?なぜ?どうして?理由は?」

⑧本人に認識がない(病識の欠如)
・自分の問題を理解できない
・訓練や治療を拒否する
・常に問題は自分以外にあると思っている

男の子(障害の存在を否定する)「ぼくは健康です!大丈夫!」

「病院は?薬も無いし…」
男の子(治療やリハビリを拒否する)「病気じゃないから行かないよ!」